「齟齬をきたす」
「齟齬が生じる」
「齟齬があった」
そご・・・?
どういう意味なのでしょうか?
相違との違いは?
今回は、「齟齬」の
- 意味
- 「相違」との違い
- 類語
- 使い方
- 漢字について
などをお伝えします!
「齟齬とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「齟齬」ってどんな意味?
「齟齬」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
齟齬(そご)
- くいちがって、かみ合わないこと
- くいちがい
- くいちがうこと
- 手ちがい
- ぴったりとうまくいかないこと
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
「くいちがってかみ合わないこと」が「齟齬」です。
「齟齬」と「相違」の違いは?
齟齬と相違の違い
- 齟齬:くいちがってかみあわないこと
- 相違:互いに違うこと
「相違」の意味を見てみます。
相違(そうい)
出典:現代標準国語辞典
- たがいにちがうこと
参考:現代標準国語辞典
「たがいに違うこと」が「相違」です。
例えば、何かについて話あっているとき、
- 意見の齟齬→意見が食い違って噛み合わない
- 意見の相違→意見が互いに違う
認識など食い違ってかみ合わないのが「齟齬」、単純に意見が違うのが「相違」、という違いがあります。
「齟齬」の類語は?
- くいちがう(うまく一致しない)
- 噛み合わない(考え方などの調和がうまくとれないこと)
- 行き違い(考え方に違いがあったりして起こる、くいちがい)
- 不調和(ふちょうわ:調和していないこと)
- 確執(かくしつ:たがいに自分の主張をゆずらないこと・また、それがもとで起こる争い)
- ずれ(位置・時間・考え方・感じ方などがずれていること・また、その度合い)
「うまく一致しない」「考え方などの調和がうまくとれない」などの意味を持つことばが「齟齬」の類語です。
「齟齬」の使い方は?
- 互いの認識に齟齬があった
- ある程度の齟齬が生じるのは避けられないだろう
- 言葉と行動の間に齟齬がある
- 齟齬をきたす結果となった
「くいちがって噛み合わないこと」を表す時に「齟齬」を使いましょう!
まとめ:齟齬の漢字について
今回は、「齟齬」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
齟齬(そご)
意味
- くいちがって、かみ合わないこと
- くいちがい
- くいちがうこと
- 手ちがい
- ぴったりとうまくいかないこと
相違との違い
- 齟齬:くいちがうこと
- 相違:互いに違うこと
漢字辞典で「齟」「齬」を見てみます。
齟 ソ・ショ・か-む
出典:旺文社標準漢和辞典
意味
- かむ・歯でかむ
- くいちがい(例:齟齬)
参考:旺文社標準漢和辞典
齬 ゴ・ギョ
出典:旺文社標準漢和辞典
意味
- 「齟齬」は(ア)上下の歯がくいちがって、かみ合わないこと(イ)物事がくいちがうこと
参考:旺文社標準漢和辞典
齟齬の語源
出典:ベネッセ新修国語辞典
- 「齟」も「齬」も「かみあわない」の意味
参考:ベネッセ新修国語辞典
「齟」も「齬」も「かみあわない」という意味とのこと。
とにかく、「齟齬」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆