「いみじくも」ってどんな意味？語源や類語も見てみよう！

「いみじくもこう言った」

「心情をいみじくも歌いあげている」

いみじくも・・・？

どういう意味なのでしょうか？

語源や類語が気になります。

今回は、

などをお伝えします！

「いみじくもとは？」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')

「いみじくも」ってどんな意味？

「いみじくも」の意味はこちらになります。

出典：ベネッセ新修国語辞典

参考：ベネッセ新修国語辞典・三省堂国語辞典

感心するほどうまく、みごとなようすが「いみじくも」です。

どうしてそのような意味になったのでしょう？

「いみじくも」の語源は古語

「いみじくも」の語源はこちらになります。

いみじくもの語源は古語の「いみじ」です。

古語辞典を見てみます。

出典：旺文社古語辞典

1. はなはだしく・なみひととおりでなく・非常に
2. （ほめる場合に使う）よい・すぐれている・えらい
3. （望ましくない場合に使う）大変である・ひどい・恐ろしい・すごい・悲しい

参考：旺文社古語辞典

「いみじ」は本来、「程度がはなはだしい」の意味で、「いみじくうれし」「いみじく悲し」のように連用形修飾語として使われていました。

のちに、「うれし」「悲し」を略して使われるようになり、２と３のような意味に分かれていったとのことです。

「いみじくも」の類語は？

「いみじくも」の類語はこちらになります。

「上手」「ぴったりあてはまっている」などの意味を持つことばが『いみじくも』の類語です。

「いみじくも」の使い方は？

「いみじくも」の使い方はこちらになります。

ただ「うまい」だけでなく、「感心するほど上手なようす」「ぴったりあてはまっているようす」の時に『いみじくも』を使いましょう！

ちなみに、響きが似てることばで「いやしくも」や「くしくも」があります。

「いやしくも」は、「かりにも」「たとえ、どうであろうとも」、「奇しくも」は、「不思議にも」「あやしくも」という意味です。

「～も」が似ていますが、全く違う意味なので混同しないようにしてくださいね(*''▽'')

まとめ

今回は、「いみじくも」の意味などをお伝えしました。

以下がまとめになります。

「いみじくも」は、褒めことばだったんですね。

「適切」「とてもうまい」「みごと」

ウーンと、うなるほど上手だったりあてはまっている時に使えることばです♪

とにかく、「いみじくも」の意味がわかってスッキリしました！

あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆