「それらいで目くじらを立てるなよ」
目くじらを立てる?
どういう意味なのでしょうか?
「目くじら」とは?
今回は、
- 「目くじらを立てる」の意味
- 「目くじらを立てる」の語源
- 「目くじらを立てる」の類語
- 「目くじらを立てる」の使い方
などをお伝えします!
「目くじらを立てるとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「目くじらを立てる」ってどんな意味?
「目くじらを立てる」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
目くじらを立てる
- 細かなことをとりたてて、非難する
- 細かなことをとりたてて、とがめる
- ささいなことにむきになって怒ること
参考:現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・ポケット版ことわざ辞典
※非難(人の欠点や過失をとりあげて責めること)
※とがめる(過ちや罪をせめること)
「細かいことやささいなことをとりたてて、人の欠点や過ちを責めること」が『目くじらを立てる』です。
どうして「目くじら」なのでしょうか?
「目くじらを立てる」の語源は?「めくじら」って?
出典:ポケット版ことわざ辞典
「目くじらを立てる」の語源はこちらになります。
目くじらを立てる・語源
- 目くじらは「目尻」のこと
- 目尻をつりあげて怒っているようすから
目くじらは「目尻」のことだったんですね!
目尻をつり上げて怒るようすが、「目くじらを立てる」の語源です。
「目くじらを立てる」の類語は?
「目くじらを立てる」の類語はこちらになります。
- 非難する(人の欠点や過失をとりあげて責めること)
- とがめる(過ちや罪をせめる)
- 責める(過ちや罪をとがめること)
- 詰問する(きつもん:相手を強くせめて問いただすこと)
- 目に角を立てる(怒ってきびしい目つきになる)
「人の欠点や過ちを非難したり、とがめたりする」などの意味を持つことばが、「目くじらを立てる」の類語です。
「目くじらを立てる」の使い方は?
「目くじらを立てる」の使い方はこちらになります。
- 母はいちいち目くじらを立てる
- 人の失敗にいちいち目くじらを立てるな
- それくらいのことで目くじらを立ててるようじゃ、この先やっていけないよ
「激しい怒り」を表す表現として使うのはNGとあります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
- 他人のささいな欠点を探しだし、あれこれととがめることを意味する
- 混同しやすいが、激しい怒りを表すことばではない
参考:ベネッセ新修国語辞典
細かいことやささいなことを取り立てて、あれこれ非難したりとがめたりする時に「目くじらを立てる」を使いましょう!
まとめ
今回は、「目くじらを立てる」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
目くじらを立てる
意味
- 細かなことをとりたてて、非難する
- 細かなことをとりたてて、とがめる
- ささいなことにむきになって怒ること
語源
- 「目くじら」は「目尻」のこと
- 目尻をつりあげて怒っているようすから
使い方
- 他人のささいな欠点を探しだし、あれこれととがめる時に使う
- 混同しやすいが、激しい怒りを表すことばではない
すごく怒る様子を「目くじらを立てる」だと思い込んでました( ̄▽ ̄;)
「細かいことやささいなことを非難したりとがめたりすること」
「そんなことを?」「いちいち?」「あれこれとうるさいな~」という時に、使えそうなことばです(*''▽'')
とにかく、「目くじらを立てる」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆