「真価が問われる」
「真価を発揮する」
しんか・・・?
どういう意味なのでしょうか?
「真価が問われる」とは?
今回は、
- 真価の意味
- 「真価が問われる」とは
- 真価の類語
- 真価の使い方
などをお伝えします!
「真価が問われるとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「真価」ってどんな意味?
出典:ベネッセ新修国語辞典
真価(しんか)
- その人や物がもっている本当の値打ち
- まことの価値
参考:ベネッセ新修国語辞典・三省堂国語辞典
「その人や物がもっている本当の値打ち」「ほんとうの価値」が「真価」です。
※値打ち(ねうち:その物・人がもっている、役に立つ程度や立派さの度合い)
「真価が問われる」とは?
「真価が問われる」は、以下のような意味があります。
真価が問われる
- 本当に値打ちがあるかどうか判断される状況
- 本当の価値が判断される状況
- 能力・実力が判断される状況
「本当の値打ちはどうなの?」「役に立つ?立たない?」「ほんとうの実力や能力は?」など、判断される状況にあるのが「真価が問われる」です。
「真価」の類語は?
- 値打ち(ねうち:その物、人がもっている役に立つ程度や立派さの度合い)
- 価値(かち:どのくらい役立つかという程度・値打ち)
- バリュー(価値)
- ユーティリティ(役に立つこと)
「どのくらい役に立つかという程度」「立派さの度合い」などの意味を持つことばが「真価」の類語です。
「真価」の使い方は?
- 作曲家としての真価を発揮する
- 今こそ真価を問われるときだ
「真価を発揮する」「真価を(が)問われる」のように使われることが多いことばです。
「真価を発揮する」は、「その人や物の値打ちや価値、持っている実力や能力などを十分に表しだすこと」です。
※発揮(はっき:持っている力を十分に外に出すこと)
「ほんとうの価値」を表すときに「真価」を使いましょう!
まとめ:真価の漢字について
今回は、「真価」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
真価(しんか)
意味
- その人や物がもっている本当の値打ち
- まことの価値
真価が問われるとは
- 本当の価値が判断される状況
真価を発揮するとは
- その人や物の値打ちや価値、持っている実力や能力などを十分に表しだすこと
漢字辞典で「真」「価」を見てみます。
真 シン・ま・(まこと)
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「ひっくりかえった人」と「さかさまの首」を合わせた字
- さかさまにひっくりかえるという意味を表す
- のちに、「まこと」という意味に使う
意味
- まこと・ほんとう・うそいつわりがない(例:真価・真実・写真)
- 自然のまま・うまれたまま(例:純真・天真)
- まったくの・ちょうど(例:真空・真昼・真水)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「ひっくりかえった人」と「さかさまの首」で、さかさまにひっくりかえるという意味を表したのがなりたちです。
そこから、どうなって「まこと」という意味になったのか気になりますね。
1の「まこと・ほんとう・うそ、いつわりがない」が、「真価」の意味につながっています。
「真」の反対は「偽」、そう考えると「真価(ほんとうの価値)」の意味もしっくりきますね。
価 カ・あたい
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「ひと」と「ものをうりかいする」を合わせた字
- うりかいする人という意味を表し、のちに「あたい」という意味に使う
意味
- あたい・ねだん(例:価格・定価・物価)
- ねうち(例:価値・真価・評価)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「ひと」と「ものをうりかいする」で、うりかいする人という意味を表したのがなりたちです。
2の「ねうち」が、「真価」の意味につながっています。
とにかく、「真価」の意味が分かってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆