「おたんこなす!!!」
おたんこなす・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、
- 「おたんこなす」の意味
- 「おたんこなす」の語源
- 「おたんこなす」の類語
などをお伝えします!
「おたんこなすとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「おたんこなす」ってどんな意味?
「おたんこなす」の意味はこちらになります。
出典:三省堂国語辞典
おたんこなす
- ぼんやりしている者を、ののしって言うことば
- まぬけ
- おたんちん
参考:三省堂国語辞典
「おたんこなす」は、ぼんやりしている人をののしって言うことばで、「まぬけ」「おたんちん」などの意味があります。
「おたんちん?」
聞きなれない言葉です。
おたんちん
- まぬけ
- 能なし
- おたんこなす
参考:三省堂国語辞典
能なし・・・!
ひどい悪口ですね( ̄▽ ̄;)
「まぬけは?」
まぬけは、「気がきかないで、することに手ぬかりがあること・また、そのひと」です。
「おたんこなす」の語源は?
「おたんこなす」の語源はこちらになります。
おたんこなす・語源
説1
- 「おたんちん」が変化したもの
- もともと、江戸新吉原で嫌な客のことを「おたんちん」と言っていた・「御短+ちん」「小茄子」
説2
- 「炭鉱の茄子」から
- 炭鉱付近の茄子は売り物にならないことから
「おたんちん」は、さきほどお伝えしたように「まぬけ」「能なし」などの意味がありますが、もともとは江戸新吉原(遊郭)で嫌なお客さんのことを「おたんちん」と言っていたそうです。
そこでの「おたんちん」は、「御短」+「ちん(男性器のこと)」のことなんだとか( ̄▽ ̄;)
それを小さい茄子(小茄子)にたとえて、「おたんこなす」ということばができたそうです。
2の説は、炭鉱付近で採れた茄子は灰をかぶっていて売り物にならないことから、「出来損ない」「能なし」など人をののしる意味になったと言われています。
諸説ありますし、どちらが正しいのかどちらも正しくくないのか定かではありませんが、1の説は子どもには説明しにくいですね(+_+)
「おたんこなす」の類語は?
「おたんこなす」の類語はこちらになります。
- まぬけ(気がきかないで、することに手ぬかりがあること・また、そのひと)
- あんぽんたん(間がぬけていて愚かなこと・あほう・ばか)
- とんま(失敗ばかりして、間が抜けていること・また、そのようなひと・まぬけ)
- のろま(動作や頭の働きが鈍いこと・また、そのひと)
「ぼんやりして間が抜けている」などの意味を持つことばが『おたんこなす』の類語です。
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まとめ
今回は、「おたんこなす」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
おたんこなす
意味
- ぼんやりしている者を、ののしって言うことば
- まぬけ
- おたんちん
語源
- 「おたんちん」が変化したもの(もともと、江戸新吉原で嫌な客のことを「おたんちん」と言っていた・「御短+ちん」「小茄子」から)
- 炭鉱の茄子から(炭鉱付近の茄子は売り物にならない)
「このおたんこなす!」
マンガとかでは見たことあるかたもいらっしゃるかもしれませんが、実際使っているひとはあまりいませんね。
「のろま!」っていうよりは、「おたんこなす」の響きのほうが可愛い気もします。
・・・が、語源を知るとなんだか使いにくいです( ̄▽ ̄;)
とにかく、「おたんこなす」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆